He was ( ) the point of leaving when I arrived there.
― 伊藤和夫編『新・英文法頻出問題演習』(駿台文庫) 新装版 PARTII 熟語編、p. 19
【解答】be on the point of -ing(=be about to -)まさに―しようとしている。
(私がそこへ着いたとき、彼はちょうど出かけようとしていた)
- - - ○ - - -
point は「点」なので、at は使えないものかと調べ直したら、次のような記述があった。
at the point of A = on the point of A
on the point of A まさにAするところで(Aは(名)(動名)) Kelly was on the point of bursting into tears. ケリーはまさにわっと泣き出さんばかりであった.
― ウィズダム和英辞典(三省堂)第3版
この熟語表現は『Next Stage』(桐原書店)や『Vintage』(いいずな書店)などの英文法問題集には掲載されていないし、『英熟語ターゲット1000』(旺文社)や『システム英熟語』(駿台文庫)にもない。したがって、出題頻度はそれほど高いとは思われないが、掲載されているものもいくつか見受けられる。
be about to do まさに~しようとしている
be on the point of doing ― 英熟語Always1001(河合出版)
be on the point of doing まさに~しようとして
be about to : be on the verge of doing
Henry was on the point of leaving when his mother called on him.
母親が訪ねてきた時、ヘンリーはまさに出かけようとしていた。 (駒沢大)
― ジーニアス英熟語1000(大修館書店)改訂版
が、いずれも前置詞 at への言及はみられない。
最後に専門書の記述を見ておこう。
point of (s.), at / on / upon the まさに…しかかって
Suzi was at the pointo of crying when the teacher stopped the other children from teasing her.(ほかの子供たちがスージーをいじめるのを先生がとがめたときには、彼女はいまにも泣き出しそうだった)
アメリカ語法では at が好まれる.上例を次のように表現してもよい.Suzi was just about to cry ....
― 三浦新市 / ナタリー・リード共著 『前置詞中心 英語表現辞典』(大修館書店)
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