2015年5月17日日曜日
「精選 英文法道場」 飯田康夫著 (駿台文庫) (2)
104. "( ) I take you to the library?"
"Thank you, please do."
1. Will 2. Must 3. Shall 4. Should (獨協大)
[解答104] 3. Shall
[完成文と日本語訳]"Shall I take you to the library?" "Thank you, please do." 「図書館に連れて行ってあげましょうか」「はい、お願いします」
[考え方]応答文の do はtake me to the library の代用である。「どうぞそうしてください」と答えているのだから、問いの文では「~しましょうか」と尋ねたはずである。
[池内]Shall I ~? の丁寧表現として 4. Should I ~? を用いることも可能である。それどころか、《米》ではShall I ~?は堅苦しく響き敬遠される。
現代アメリカ英語では(特に口語),Shall I ...? / Shall we ...? はあまり使われていないと断言できる.ふつうShould I ...? とか,Do you want me to ...? を使う.Shall I ...? が使われるときは…フォーマルな状況に限られている.(岩橋敬三『日米口語表現辞典』(研究社出版)、p. 264)
134. He found that the stone was too heavy ( ).
1. for him to lift 2. for him to lift it 3. so that he couldn't lift it 4. that he couldn't lift it (京都産業大)
[解答134] 1. for him to lift
[完成文と日本語訳]He found that the stone was too heavy for him to lift. 「彼は、その石があまりにも重くて持ち上げることができない(←自分が持ち上げるには重すぎる)ことに気づいた」
[考え方]too ... to ~ の構文であること、また、the stone は to lift の意味上の目的語であることから正解を判断する。
[池内]《略式》であれば、2. for him to lift it も可である。本問題集は1998年発行ではあるが、『ジーニアス英和辞典』(大修館)などではすでに指摘されていたことである。最新の『ジーニアス英和辞典』第5版では<目的語は…示さないことが多いが、つけても間違いではない>と《略式》表記も削られている。
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